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2007年09月08日

まあちゃんのながいかみ

まあちゃんのながいかみ (こどものとも傑作集) (単行本)
高楼 方子 (著)



商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
髪の短いまあちゃんは、友達に髪をずうーっとのばすよといいました。「へえ、どれくらい?」ときかれて、まあちゃんの想像の世界が広がっていきます。ユーモアに富んだ絵本。


レビュー
’ワカメちゃん’ヘアのまあちゃん。
ロングヘアが自慢のみいちゃん、はあちゃんを横目に、どんどん空想が広がって…。
たかどのほうこさんの本なら、間違いなく面白いですね。
シンプル&レトロ風なタッチでいて、夢の中のような急な場面展開を、違和感なく
見せてくれる所が本当にお見事。フォントの選び方も◎。

「まあちゃんのすてきなエプロン」(こどものとも年中向き133号)も探してみて。


読み応えのある絵本というとストーリー性の高いものになりがちな我が家ですが、この本は違いました。
単純にまあちゃんの空想にクスクス笑えます。絵も工夫がしてあり、内容とマッチ。
親子揃って、単純に面白くって笑える絵本がこんなに良い物とは!開眼でした。


まぁちゃんの髪の毛が洗濯紐になっているとき、まあちゃんが読んでいる本が、「どろんこハリー」なんですねぇ。絵本の中にお気に入りの「どろんこハリー」を読んでいるまあちゃんを見つけた女の子が大喜び。
そんな素敵な絵本です。


今髪を伸ばしてる人いる?
じゃあ、こんな本はどうでしょう?という感じで読み聞かせに使います。
髪が長くなったらあんなことやこんなことをするんだと熱く語るまあちゃん。
横長の本だけど、縦長に読ませたり・・・
ページいっぱいに広がる楽しいまあちゃんの空想。
でもあれだけ髪が長かったら本当にできるかも?
子供だけでなく大人もなんだか童心に帰って楽しめます。
細部までいろいろ書き込まれた絵の中にいろいろ探すのがまた良いんです!
幼稚園のお子さんから小学校中学年くらいまでの読み聞かせにもうけること間違いなしです。


まあチャンは,負けず嫌い。女の子ってなぜか髪の毛の長さを
競争してしまう。どっちが長いかしらなんてやっているお友達の会話に
まあちゃんが...私なんかもっともっとのばすもんねー。という話になり、
髪が長くなったら、パーマにして鳥を住ませてあげるとか、洗濯物を
ほしちゃうとか、すごい想像の話になり。そんなまあちゃんがとてもとても
かわいくて、女の子らしいなあと思いました。
我が家の娘も髪の毛を伸ばしています。そのうちまあちゃんの話
なかみたいにながーくながーくなる日を夢みて。


まあちゃんとふたりのお友達の会話で進められていく、まあちゃんの素敵な空想の世界。おかあさんのやさしくあったかい声でゆったり読んであげたい一冊です。小学校の本の読み聞かせでも、ほのぼのとした子どもの反応があります。表紙もまあちゃんのお下げがヘビみたいにぐるぐるなっていて、一ページ一ページ絵にもお楽しみがあります。
ニックネーム momo at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年09月05日

しんせつなともだち

しんせつなともだち (こどものとも傑作集) (単行本)
方 軼羣 (著), 君島 久子 (翻訳), 村山 知義


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
食べる物のない雪のある日。1つのかぶが、うさぎからろばへ、ろばからやぎへと、友達への思いやりの心をのせて届けられていきます。ぐるぐる話の傑作です。



レビュー
幼稚園時代に出会った絵本ですが、30を過ぎたいまでもよく覚えています。とても心温まる本でした。優しい気持ちを貰いました。子どもの頃はおなかがすいている状態で食べ物をもらえるととても嬉しかったのでよくわかりましたね。とってもいい絵本です。オススメします!!


やさしさに溢れている絵本です。
みんな十分な食べ物はないけれど、友達は大丈夫かなと思う思いやり。カブ1つとともに、友達を思う気持ちがたくさん溢れていています。
暖かい思いやりとやさしげな絵が冬の夜を暖かくしてくれること間違いなしです。


本書刊行の事情について何も知らないままに言うのだが、この絵本には不思議なところがある。だって翻訳絵本と言えば普通は絵も原著のものを使うでしょう?
 Web上で私が調べた限りでは、原著は1965年に中国で出版された“A Returned Turnip”だそうだが、本書の初版が刊行されたのも1965年4月(本書の書誌データに出版年1987年とあるのは、再刊)で、ほぼ同時。原著に絵はあったのか? なぜタイトルが英語なのか?
 作者のファン・イーチュンは1914年に蘇州で生まれ、元は中国の少年児童出版社の編集者だったらしい。そして朝鮮戦争時の野戦病院での実話(傷病兵たちがリンゴを譲り合った)をヒントにこの物語を書いたという説がある一方、中国の民話の再話という説があり、物語内容から見て民話説も捨てがたい。しかもポール・フランソワ『ゆきのひのおくりもの』という、本書とほぼ同一内容の絵本(邦訳あり)があって、絵まで似ているようだ。
 で、その絵だが、村山知義の作画。この人は1901年生まれ。東大中退後、1922年からベルリン遊学。帰国後は表現主義美術運動の紹介者となる一方、プロレタリア文学運動に参加し、1930年に治安維持法で逮捕。戦後は主に演劇界を活躍の場としたようだが、絵本なども含む多くの絵画作品を残している。
 そういうわけで、本書には思想的背景の存在が濃厚に感じられる。ただし思想で割り切るには、村山の絵はあまりに魅力的。本書の魅力の大半が、絵の力によるのは確かだと思う。


『最近うちの子は、文字が少ない絵本(ページに数行)を卒業してきてるから、もう少し文字が多めの本で何かないかな?』という方にお薦め。
ストーリーもやさしく、動物が出てくるので、読み聞かせができている子なら2歳まえでも良いと思います。


雪が降った日の動物たちは、どんなきもちでしょう。寒くていじけているのでしょうか。いえいえ、毛皮をまとって暖かいのはからだだけではありません。いつでもやさしい気持ちですごしているのです。そんなことを感じずにはいられない何度でもページをめくりたくなる作品です。よく見ると、おどろきの小業のつまった挿絵の妙も見逃せません。大人でもこっそりバッグにしのばせて
だれかとページをめくってみてはいかがでしょうか。
ニックネーム momo at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年08月31日

あな

あな (こどものとも傑作集 (63))
谷川 俊太郎, 和田 誠


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘りはじめた。誰のものでもない、自分だけの穴……。子どもも大人も引き込んでしまう世界です。


レビュー
淡々と進んでいく物語。絵本と言うよりは哲学書のようです。我家の2歳児は何が面白いのか何度も読んでとせがみます。どちらかというと、お父さんが読み聞かせるのにいい本だと思います。大人もはまる考えさせる本です。
 とにかく谷川さんと和田さんのコンビが素晴らしく、絵本として子供だけが読むのはもったいないです。是非、大人に読んでもらいたいと思います。


主人公が穴を掘っていきます。その姿を見に来た人たちはそれぞれの
立場から主人公に問いかけ、また主人公と穴を掘る作業の関係を
変えようとします。でも主人公はただもくもくと穴を掘ります。
嘘がない作品という感じがします。主人公が自分自身のために妥協を
せず穴を掘る姿になぜか救われる思いです。


字数が少なく、まさに絵本といった感じの絵本。
そして絵をフルに生かした、まさに絵本の中の絵本といった印象を受ける絵本。
ちょっとひねくれた主人公が、ひたすら穴を掘るだけの話しなのだが、そこには哲学と言えるほどの深みがある。
子供は小さな哲学者。お子様にプレゼントするのに、とてもお薦めできる本だと思う。


表参道の某所で見つけて購入したのだが、実に良い。ロマンを感じる絵本だ。大人が読むと妙に納得できる。そしてまた、子どもも。うちの娘がまだ字が読める前に読んでやったのだが、くり返し読んでくれとせがみ、全文暗記してしまったほどだ。読み聞かせに是非おススメの1冊。
ニックネーム momo at 04:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年08月29日

だるまちゃんとだいこくちゃん

だるまちゃんとだいこくちゃん (こどものとも傑作集) (大型本)
加古 里子 (著)


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
だるまちゃんがだいこくちゃんのところへ遊びに行くと、だいこくちゃんはふしぎなおもちゃ、うちでのこづちを持っていました。米粒を入れてさらさら振れば、おもちやおだんごがぽこぽこ出てきて、麦粒を入れて振れば、クッキーやケーキが出てくる……。そんなこづちを見て、だるまちゃんも欲しくてたまらなくなってしまいました。同じものを自分で作ろうとしただるまちゃんですが、なかなかうまくいきません。でも、だいこくちゃんの協力もあって、最後にはとても楽しいものがたくさん出てくるこづちが完成します。 1967年、『だるまちゃんとてんぐちゃん』からはじまった「だるまちゃんシリーズ」も、5作目。日本の伝統文化をベースにしながら、けっして古びずに子どもたちから愛され続ける、だるまちゃんの新作の誕生です。


内容(「MARC」データベースより)
だいこくちゃんが打ち出の小槌を振ると、いいものがたくさん出てきます。小槌が欲しいだるまちゃんは、自分で打ち出の小槌を作りますが、うまくいきません。さて、だるまちゃんとだいこくちゃんはどうするのでしょうか…。


少しうらやましがり屋さんのだるまちゃんが健在です。欲しいモノが次から次ぎへとでてくるだいこくちゃんの「こづち」が欲しいだるまちゃんが、自分で「こづつ」を作ってしまう。夢があって、なんともだるまちゃんが愛らしくて、心地よいリズム感のあふれる文章に大人もついつい夢中になります。
子供だけでなく大人もとても楽しめるお話です。


だるまちゃんの絵に興味が持てず、初めて手に取るまで時間がかかった親です・・。勿体無い!!
何て可愛くて純粋な、だるまちゃんと仲間達!
そして「だるまちゃんとてんぐちゃん」に登場した、だるまちゃんの家族みんなの、だるまちゃんへの愛情!見習うぞ~!
今ではシリーズ全てを子供に読み聞かせたい、と思いつつの4冊目です。
読んで大笑いの後、だいこくちゃんの「うちでのこづち」、だるまちゃんの「うちでのこづつ」に対し、「おおきくなったら、うちでのこばちをつくる!」と、はりきってる子供。
「こばち」の中には「うみをいれる」「おうちをいれる」「ママをいれる」と言ってニコニコ。
読んだ後に、更に想像力を膨らませてくれるなんて、何て素敵な絵本!


だるまちゃんの友達は、いいものをもってたり、うらやましいのをもってても、すてきだなあと誉めあえるやさしさをもっています。なにかと競争心をあおる社会教育に対して、こんなに普通にゆったりと接するお話は親にとっても心が和み、子供によい現象を見せて上げれる一冊です。


だいこくちゃんの、「うちでのこづち」がほしいだるまちゃん
家にかえって、じぶんでくふうしてつくっています。
 えらいなあ、と夫婦で感心してしまいました。
「できあがったうちでのこづつ」をみた、だいこくちゃんが
いっしょによろこんでいます。 だいこくちゃんも本当にいい子
 読み聞かせをすると子ども達は
 かきこまれているおにぎりや、ちまき、お菓子、おもちゃに
「これはなあに」と
よろこんでいます。
 はなやかな絵と楽しいお話で親子で楽しめます。


ボランティアで、子ども達に読み聞かせをしています。
最後の方の絵がとてもきれいで、ページを開くたびに「オー!」とか
「すごーい!」と反応が面白かったです。
「だるまちゃん…」シリーズは、絵と内容が可愛くて単純に面白い!
読み聞かせには、すごく適していると思います。
ニックネーム momo at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年08月27日

とべ!ちいさいプロペラき

とべ!ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集) (単行本)
小風 さち (著), 山本 忠敬


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
初飛行を迎える小さなプロペラ機は、同じ格納庫へ入ってきた大きなかっこいいジェット機にすっかり圧倒されます。飛行の前夜、不安で胸をいっぱいにしているプロペラ機に、大きなジェット機は言います。「まず、空を飛んでごらん。そうすれば、きっと僕らの大きさのことなど忘れてしまうよ」と。そして小さなプロペラ機は力いっぱい空へ飛び立つのです。胸をはって。どこまでも広がる広い空へ!  作者の小風さちさんが、長年住み慣れたイギリスの地を後にする時、飛行場で見た小さいプロペラ機に思いを託して生まれたこのお話に、のりもの絵本の第一人者の、山本忠敬さんが絵を描かれました。小さなプロペラ機と大きなジェット機の対称も鮮やかに、爽やかに描いています。子どもたちは、小さなプロペラ機に自分自身を重ねて、この絵本を楽しみ、勇気を与えられることでしょう。


レビュー
内容的には一歳児には難しいのですが、山本先生の挿絵だけでも充分に楽しめます。
空で見る飛行機は実際の姿を知れるきっかけになるのでは無いかと思います。
内容は、小さいプロペラ機が自分の容姿にコンプレックスを感じながらも
大きなジェット機の励ましもあって最後には堂々と空を飛ぶお話。
もうすこし大きくなってから改めて読んであげたい一冊です。


身体も気も小さいかわいいプロペラ機。
目の前に広がる滑走路を力いっぱい走って、そしてどこまでも続く大空へ・・・プロペラ機は、はじめて飛び立つ日を格納庫の中で待っていました。
ある日、パイロットのおじさんの一言で、すっかり自信をなくしてしまったプロペラ機に、大きなジェット機がやさしく声を掛け、パワーを与えます。
そして翌日、ついに待っていた日を迎えるのです。不安な気持ちをふりしぼって大空へ!我が子がいちばんお気に入りの場面です。
この絵本は、2歳の誕生日を迎えた息子に、パパが贈った1冊です。
パパの息子に対しての「思い」や「願い」がこの本に託されているなぁ、と感じ、私はこのお話に出てくる2つの飛行機に、父と子の関係を重ねながら読みました。

子供が成長していく過程で、我が子にはこのプロペラ機のように、どんな時も勇気をもってチャレンジして欲しい、そして私達親は、いつもこのジェット機のように、大きくてあたたかい存在でいられたらなぁと思わずにはいられない、とても心に感じるお話です。


絵本にあまり興味を示さなかった息子が初めて興味を示した絵本です。
表紙+裏表紙で、大~きなジェット機が気に入ったようでした。
あと、2ページ分の滑走路。小さな飛行機を走らせたりして・・・
「絵」から入っているかもしれませんが、絵本好きのきっかけになれば!いいと思ってます。

寝る前に毎日この絵本を読んであげてます。


3歳の子供が保育園で毎回借りてきてお気に入りの本です。
貸出中でも必死で探すので、自宅用に買いました。
自分の手を飛行機に見立ててぶーーーんっ!と一緒に離陸しています。
表紙と背表紙を広げて、いつもじーっと見入っています。
きっと自分も空に飛んでいる気分なのだと思います。
ニックネーム momo at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年08月25日

のろまなローラー

のろまなローラー
小出 正吾 (著), 山本 忠敬 (著)


商品の説明

Amazon.co.jp
ローラーが、重い車をごろごろ転がしながら、道を行ったり来たり。ぶっぶっぶっとトラックが「じゃまだよ、じゃまだよ。どいたり どいたり」といって追い越していく。立派な自動車も、小型の自動車も、のろまなローラーをばかにしながら追い越していった。
童話作家と乗り物絵本の第一人者である画家とが手を組んだ1冊。1967年に出版されて以来のロングセラー絵本で、全国学校図書館協議会選定、厚生省中央児童福祉審議会推薦と評価も高い。繰り返しの多い文章は読み聞かせに最適で、乗り物絵本が大好きな子どもたちのお気に入りになることは間違いないだろう。

スピードは速くないけれど、道を平らにするローラー。でこぼこの坂道でパンクをしたトラックも、立派な自動車も、小型の自動車も、最後は道を立派にしてくれたローラーに感謝をしながら通り過ぎていく。あくまでマイペースなローラーに、だれにでも長所はあるのだと暖かい気持ちになる。(小山由絵)

出版社 / 著者からの内容紹介
道路を直すローラーはいつもゆっくりゆっくり。スピードの速い自動車が次つぎに追いこしてゆきますが……。子どもたちをたっぷり満足させてくれる絵本です。


レビュー
読み聞かせるなら4歳から・・という目安が書かれていますが、シンプルな挿絵に繰り返しの多いリズミカルな文のおかげで、もっと小さな子でも楽しめると思います。
うちの子も絵本の読み聞かせをはじめた1歳半くらいからこの本のとりこでした。今は「目安」の年齢を過ぎましたが、時々思い出したように本棚から取り出しては、読んでと持ってきます。「小さい頃(・・て今でもまだ小さいですが)好きだったんだよな~」とか言いながら。息長く楽しめる絵本だと思います。


読むテンポもゆっくりになりました。いらいら、せかせかした動きや表情とのんびり穏やかなローラ-。
対照的な車の登場で引き込まれていきます。最後にはローラーのお陰で他の車が助けられていることや、それを認め通り過ぎていく車達の「ありがとう」のことばにほのぼのとしました。子供はローラーの表情にとても興味があったようです。目の動きに喜怒哀楽が表現され、「かなしそう」「おこってる」などといいながら繰り返し読んでします。
ニックネーム momo at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年08月22日

おかえし

おかえし (こどものとも傑作集) (単行本)
村山 桂子 (著), 織茂 恭子


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
タヌキの家の隣に引越してきたキツネは、いちごを持ってあいさつにいきました。するとタヌキはおかえしに……。キツネとタヌキのおかえし合戦はどんどんエスカレートしていきます。


レビュー
この本を低学年の子供たちや、幼稚園保育園児に読み聞かせをすると
大騒ぎでとってもにぎやかになります。
「え〜」、とか、「うわ〜」とか、
子供を連れて行くときなんぞは「まじで〜」などと・・・
子供たちから愉快な声が次々に聞こえてきます。
高学年の子供たちもニヤニヤしながら聞いていました。
とっても楽しい読み聞かせの時間が持てますよ。


お隣同士で際限なく、家中の物をお返ししあう
たぬき母子ときつね母子が、何とも大まじめでユーモラス!
「お返しの繰り返し」に、小さな子も大喜びですが、
何度も読んでるうちに、絵の隅々にまで仕掛けがしてあるのに気づき、
また、ほんとに日本の作家?と思うくらいの
鮮やかな色合いのセンスの良さにも感心させられます。
両家のインテリアや食生活の微妙な違い、
お母さん達が大騒ぎの中、もくもくとイチゴを食べちゃう子供、
もらったタケノコがちゃんと夕飯に出てたり、細か~いお楽しみが!
最後はめでたしめでたしの両母子の様子に、ホッとします。


実を言うと、この絵本は2冊購入してるんです。1冊目は幼少の頃ぼろぼろになるまで母に読んでもらって、残念ながら家から消えてしまい、2冊目は大人になって「あの絵本をもう一度見たい!」という思いから、題名も思い出せない中から探し出した1冊です!
 子どもの頃に読んでから20年以上たった今でも内容を覚えているということはインパクトがかなり強い絵本なんだと思います。
 この絵本は日本文化が反映されていて愉快です。東洋人らしい発想ですよ。子どもにとってはインパクトがあって、大人には愉快に感じられる、忘れられない1冊になると思います。
 

人間の行動を風刺しているようで、笑えました。
何か頂き物をしたら、「絶対にそれ以上の価値のものをお返ししなくっちゃ。
(後で何を言われるかわからないから。)」と、義務のように意気込んでいるのは、わたしだけでしょうか?小1の娘が、学校で、これを好きな本の紹介でしたところ、中年の女の先生がすごく笑っていたというのは、心当たりがあるからでしょうね。
よく子供を叱るとき、「隣の子供になっちゃえ。」なんていうけれど、本当に「つまらないものですが」といって、子供を価値あるものとして、たぬきやきつねが渡しあい、子供も子供で、なんの反抗もなく泣きもせず、隣の子供になっちゃって、もう感情が、絶対返すぞーしかないところがシンプルでいい感じ。
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2007年08月19日

いそがしいよる―ばばばあちゃんのおはなし こどものとも傑作集 (単行本)

いそがしいよる―ばばばあちゃんのおはなし こどものとも傑作集 (単行本)
さとう わきこ (著)


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
元気で愉快なばばばあちゃんが活躍するシリーズの第1作。星空を眺めに庭に出たばばばあちゃん。そうだ、ここで寝よう、と思いついたばっかりに、それからが大変!


ばばばあちゃんシリーズ第1作。
シリーズの中では絵が丁寧に書き込まれていて、一番好きです。
黒猫がペットのようだし、ほっかむりもつけっぱなしで、まるで魔法使いのよう。
まだ性格もおとなしかったんだなぁと思わせてくれます。
(または、引っ越してきたばかりとか。)
読みながら子どもは’(電気がないのに)アイロンとか冷蔵庫はどうやるの?’と素朴な疑問。
もちろん、きっとこれからカミナリ発電機を作ってくれるんじゃないかな。


星空の下で寝ようと思いついたばばばあちゃん。
彼女が何かを始めたら、もう絶対中途半端なことはしない。
徹底的に必要なものを運び始める彼女の行動を追いかけながら、
一生懸命声に出して子どもたちに読んでやる。
こんなにたくさん!
でも、必死で読み上げる。

読み終わってほっとして、
最期のシーンをつくづく見ながら、

ほーっと大きなため息をつく。
ふと気づくと、その私の顔を子供がじーっとみていたりする。

子供さんにぜひ、読んで聞かせてあげて下さい。


商品の詳細

単行本: 28ページ
出版社: 福音館書店 (1987/09)
ISBN-10: 4834002993
ISBN-13: 978-4834002997
商品の寸法: 26.4 x 19 x 0.8 cm
ニックネーム momo at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年08月18日

せんたくかあちゃん

せんたくかあちゃん
さとう わきこ (著)


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
“せんたくの、だいのだいのだいすきな”たくましいかあちゃんと、ユーモラスなかみなりとの間に繰り広げられる、けたはずれに楽しくて元気のいい物語です。


レビュー
幼い頃大好きだった絵本、『せんたくかあちゃん』。
子供の頃は、あり得ない展開が不思議でたまらず、
何度も何度も読み返していた記憶があります。
2児の母になって、久々読んでみたところ、やっぱり面白い!
あの、あり得ない展開が笑わずにはいられません!
我が子も気にいった様で、
読んで!と何度もせがまれます。
楽しくて元気になる一冊デス。


絵そのものはほのぼのしていると思いますが、展開と台詞が豪快すぎます。
かあちゃんは絶対的存在。かあちゃんは強い。何が来てもかあちゃんがいれば大丈夫。
それを子供に強烈に、でも全く嫌味なく植えつけさせる最高の絵本。
実際は親なんて、文字通り子供に毛が生えただけで、不安や弱さでいっぱいだけど、
あくまで子供にとってはこういう存在でありたいですね。
「よしきた、まかしときい!」って。


きっぷのいい母ちゃん、わたしも大好き。
娘は、洗濯物がずらりと干されているシーンとかみなりさまがどひゃどひゃ降ってくるシーンがお気に入り。通して読むだけでなく、
1つ1つのページで、絵を指さしながら会話もできる絵本です。


圧倒的な洗濯パワー、生意気な雷、でも最後はかわいく変身。
朝読むと今日も一日がんばるぞー!と思える本です。


せんたくの大好きなおかあちゃんが、腕まくりして家中のモノをせんたく。
それでも、まだまだせんたくしたくて、目に入るモノを次々せんたく。
子どもも、猫も、犬も、にわとりも、靴や傘だって……。
森中に張り巡らされた紐に、あらゆるものが干された見開きは圧巻。
娘は「ちんちんだぁ~」と裸で干されている子どもを見て、大喜び。
せんたくという現実的なものが、ナンセンスに展開していく辺りが、絶妙。
“そんなものまで!!”“そんなに毎日しなくても!!”“そんなことでいいの!!”
などと読む親は苦笑しつつ、子どもは意外な展開に笑えます。
ニックネーム momo at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本

2007年08月16日

いもうとのにゅういん

いもうとのにゅういん (子どものとも傑作集) (単行本)
筒井 頼子 (著), 林 明子


商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介
突然、妹が盲腸の手術で入院することになりました。ひとり残されたあさえの気持と、妹へのほのぼのとした愛情をみごとに描いた物語です。林明子の表情豊かな絵が心に残る傑作です。


レビュー
’もうちょう’って病気。我が家では強烈なインパクトでインプットされています。
おばあちゃんと母子で行った2泊3日のスキー旅行。
初日の晩に一番ノリノリのおばあちゃんが、’虫垂炎=盲腸’でとなり町の病院へ緊急搬送。
散らす間もなく、執刀となったのです。
帰宅後、しばらく経ったころ、この絵本を求めた次第。
今では笑い話ですが、本を開くたび痛々しいような、家族の複雑な胸中を思い出さずにはいられません。


私がこの本と出会ったのは保育所に通っていたときで、今から20年近く前のことです。読書の時間になると、この本ばかり読んでいたのを覚えています。当時私は弟ができ、お姉ちゃんになったばかり。幼いながらこの本を読み、弟を大切にしたいと思いました。また、お姉ちゃんという立場をこの本が私に教えてくれたのだと今は思っています。この本は私の「お姉ちゃん入門書」だったのです。
実は再びこの本に出会うのに私は15年以上かかってしまいました。幼い私の心を引きつけてやまなかった大好きな本だったのですが、幼すぎて本の題名を覚えていなかったのです。探していたこの本を発見したときの喜びは今でも忘れられません。幼かったころの気持ちや思い出が、この本をもう一度読むことでよみがえりました。
この本はやさしい気持ちになれる本です。幼いころの不安な気持ちや純粋な気持ちに出会える本だと思います。


あさえちゃんは妹が入院したためにお父さんが帰ってくるまでの時間を家で一人でこわごわ過ごします。このときの恐怖に満ちた子供の心理描写がとても上手です。しかし、成長したあさえちゃんは大事にしていたほっぺ子ちゃんを妹にあげてしまいます。立派なお姉さんになったのです。
 子供の心理的成長過程を描いた作品として大人が読んでもハッとする感性がありますし、子供に読んで聞かせるにも適当な素材となり得ます。特に子供の兄弟や姉妹のいるご家庭には良い本ではないかと思います。優しい感じの林さんの絵も好きです。


5歳と3歳の娘二人に読みきかせました。
いつものように,感情移入し読みきかせました。
筒井さんと林さんの作品は
リズムと音があふれています。

作品のリズムに乗せられ,
お姉ちゃんの成長に気持ちが熱くなり
「ほっぺこちゃん」
その響きだけで,声を詰まらせ読み聞かせ
ることができなくなりました。

子供に読み聞かせる前に,一度一人で読んで
十分涙を流しておく必要がある作品でした。


妹の入院であさえちゃんはいろいろ不安になりますが、妹の入院でちょっとおねえちゃんらしくなります。そして入院先で妹に、いままで自分のものだった人形をプレゼント。妹を思いやることができるようになり、あさえちゃんがひとつ成長した瞬間です。
我が家ももうすぐ2人目が生まれてくるので、また読み聞かせてあげようと思っています
ニックネーム momo at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 子供読み聞かせ絵本